チャペル 聖マリア聖堂

チャペル 聖マリア聖堂

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復活されたイエス様のご像と14枚のレリーフ

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北16条キャンパスに本学創立以来の念願であったチャペル「聖マリア聖堂」が完成し、創立記念日の9月28日に、献堂ミサが行われました。勝谷太治司教様の司式により、設計?建築関係者、教職員、卒業生、マリア院のシスターたちなど大勢の方々に祝福されたスタートとなりました。

このチャペルは「聖マリア聖堂」と名付けられ、聖母マリアのいつくしみ深い母としての愛のご保護のもとに捧げられています。そのため、左側の壁に聖母子像が置かれています。

正面には復活されたイエス様のご像が掲げられています。十字架に架けられたイエス様は、祭壇の上の十字架にあります。また、壁側の大きな柱には、14枚のレリーフが架けられており、これは「十字架の道行き」と呼ばれるもので、イエス様がローマ総督ピラトから死刑の宣告を受ける場面から、十字架に架けられて息を引き取り、お墓に葬られるまでの14の場面を表しています。向かって右側の前から進み、左側の一番前で終わります。イエス様のご受難?ご死去を黙想しながら一つ一つ歩み、そして最後に正面の復活のイエス様に至ります。

今年度から誕生した本学の聖歌隊が、白いガウンをまとって献堂ミサを引き立ててくれました。

また、卒業生のご寄付によって設置された電子オルガンが、本物のパイプオルガンのような荘重な響きを奏でて、参列者を祈りに誘ってくれました。

どうぞ皆様、いつでも聖堂に足を運び、静かな自分だけの時間をお過ごしください。ご自分と出会い、神様と出会う場となるよう、切に願っています。

完成年月 2018年

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※「広報藤」での連載は終了いたしましたが、続編としてお届けいたします。